小さな庭と、めだかのいる暮らし

三重県の南志摩にでかけてきました。
五ヶ所湾など美しい海が有名なところです。何度か来ているのですが、今回は海のほうではなく田んぼや山に生き物を探しに行きました。

海に近いこともあり、いたるところにカニがいます。用水路、道端、軒下、道路の側溝・・。山の上のほうにまでいっぱいいます。

田んぼの中にまで。海に近い沢もカニに占領されてたりします。

集落に近い田んぼの用水路です。ここには私が一番見つけたかったメダカがいました。メダカの写真も撮りたかったのですが、私のカメラワークでは早く泳ぎまわるメダカを撮ることはできませんでした。残念。

しばらくすると、地元のおばあちゃんが大声で何かを叫びながら近づいてきました。そして持っていた木の棒でガードレールをガンガン叩くではありませんか！よそ者出て行けかな？

でもぜんぜん違いました。田んぼに集まるスズメを追い払ってたのでした。
「メダカやイモリがいるやろ！　前はもっといたのになー。こっちの川もあっちの川も全部コンクリートでかためて・・」
そうなんだ・・。悲しいかな、お役所の考えるきれいな川っていうのは、コンクリートでしっかり固められたものだって聞いたことあるしなー。「もっと明るいうちにおいで」と言っていただきました。

おばあちゃんが「あっちの川」と言った所です。近づくと水面に波紋が。小さな魚がたくさんいましたが、暗くなってきたのでめだかかどうかはよく確認できませんでした。