2013年03月25日

春のミジンコ定点観測 その4

3月4日に、35リットルのポリバケツに鶏糞水とミジンコをセットしました。どのようにふえていくか、定点観測と言いながらすっかり間があいてしまいました。いっきに早送り状態です・・・まったくまとまっていないと反省です。

以前の記事はこちら↓
春のミジンコ定点観測その1 春のミジンコ定点観測その2 春のミジンコ定点観測その3


3月16日(セットしてから12日後) 目に見えて増えてきました。


小さなポツポツがミジンコです。細か~いのばかりです。


3月23日(セットしてから19日後)
緑の膜がはって中がさっぱりわかりません。もどかしくなって、この後かきまぜてしまいました。


3月25日(セットしてから21日後)
爆殖中です。やっとスイッチが入ったって感じ。細かい粒がみんなミジンコ。


光の向きを変えてみるとわかりやすいですよ。ミジンコの天の川みたい。


大きいのと小さいのがたーくさんです。上の方のだけですからコレ。底の方にもたくさんいますよ~。  


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2013年03月09日

春のミジンコ定点観測 その3

全国的に昨日今日と気温がぐっと上がりましたね。4月中旬から下旬の陽気だとか。先日までの寒さがうそのよう・・春一番が吹いてから一気に季節が変わったようですね。この暖かさでミジンコは爆殖が期待できるでしょう~。


ポリバケツにセットした鶏糞水、一週間が経過しました。表面に薄い膜がはってきました。


植物プランクトンか何かは知りませんが、これがでてきたらミジンコが一気に増えますよ!絶対とってはいけません。ねっとりとした泡ぶくぶくの油膜のようなものがはっても同じ、ミジンコが食べてしまうようです。ミジンコの数がいるときは一日二日でなくなってしまったりします。
現在この中にミジンコは・・・まだ数が増えてない様子。


こちらは番外編。
ヘドロのような汚れのたまったミジンコのコンテナをリセットするために、泥やゴミを網ですくったもの。よく見ると無数にうごめく小さな粒・・


小さな粒々がみんなそれです。これ、なんでしょう?ダフニアミジンコのピコピコとした動きとは違い、すうーぅと流れるような泳ぎ方をしています。


アップで撮ってみました。なんか模様もついてますね。左上と真ん中ちょい右くらいにダフニアミジンコが写ってるでしょ?それとくらべるとだいぶ小さいです。なんか全然かわいくなーい。


かわいいのはこっちのミジンコ達。触角がバンザイしてるようでとってもユニークです。


お腹に子どももいっぱい抱えてますね!やっぱり春、ミジンコの春だ。

その4へ続く~  


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2013年03月06日

春のミジンコ定点観測 その2

汲み置きした水が用意できたら、ミジンコの飼育水を作りましょう~。


ネットや細かい網などで一握りくらいの鶏糞を包みます。醗酵済鶏糞です。前回、乾燥鶏糞が一番と書きましたが、醗酵済鶏糞はホームセンターや園芸店等でかんたんに手に入るので今回参考になるかと思い使用しました。


1週間汲み置きしたポリバケツの水に鶏糞の包みを入れ、時間をおきます。ジワジワ~っと茶色く濁っていきます。


丸二日つけておきました。もう中がさっぱり見えません!


ミジンコをこれだけ入れました。
で、今さらながら、いくらミジンコがたくさんわいても、こんな黒い中じゃ写真撮ってもわかりにくいな~と心配しているのでした。
ん~、別の機会に乾燥鶏糞でやり直そう。乾燥鶏糞は水につけても色が薄めで中のミジンコもよく見えるので。

その3に続く~  


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2013年03月05日

春のミジンコ定点観測 その1


ベランダのミジンコ容器をリセットすることにしました。
水色のポリバケツ二つです。容量は35リットル。春一番も吹いて少し暖かくなってきたので、心機一転みたいなところです。置き場所は簡易温室の外にします。水は一週間汲み置きしておきました。


温室の反対側はご覧の通り、統一感なくごちゃごちゃしています。ほとんどミジンコ容器です。
鶏糞水や牛フンを入れたもの、落ち葉を加えたものなんかがあります。雨水であふれかえっているものもありますが、どの容器でも、まあまあミジンコが元気にしています。


冬前、ミジンコを確保するのに、とにかくスペースと容器があったら置いておこうと用意しました。
手前は牛フンの水、奥は発酵済鶏糞の水。牛フンでは、最初はぼちぼち増えていたのですが、鶏糞水ほどではありません。鶏糞水の方がしっかりと増えています。


今回使用する醗酵鶏糞です。15kgなんてのを買ってしまいました。はっきりいって多すぎです。

ミジンコの飼育水(エサ)にはいろいろなものがありますが、
私の一番のおすすめは「乾燥鶏糞
次いで「醗酵鶏糞」に「グリーンウォーター」。
牛フン」はそこそこ増えますが鶏糞と比べると今一つでした。
うちで飼っている「ウサギ」の糞なんてのも試したら、全滅しない程度には生き延びてました!ウサギは毎日たくさんウンコをするので、一番期待したのですが・・ちょっと残念。
あとホウレンソウパウダーやらナントカ菌というのにも手をだしましたが、手間がかかって私には無理でした。


新しく飼育水を作るのにまず、汲み置きした水を用意します。
これは一週間前に汲み置きしておいた水です。最低でも丸3日は置いておいた方がミジンコ飼育にはいいと思います。

その2へ続く  


Posted by キタキタ at 20:16Comments(0)ミジンコ

2012年09月10日

みじんこ、ムシャムシャ

涼しくなってきた、涼しくなってきた。真夏のことを考えるとだいぶ過ごしやすくなってきましたね。秋の到来を感じる中、集団で元気になってきたのがいます。ミジンコたちです。夏の猛暑をなんとかのりきってくれました。ちなみに高水温だとすんごい勢いよく泳ぎまくってましたよ。


ミジンコ飼育をしている一角です。浸けっぱなしの鶏糞はもう、出がらし状態で効果があるのか、わかりませんが・・


ミジンコたちは元気に増えてます。最近ワ~ッと増えるようになりました。


こちらは新しい鶏糞を入れたポリバケツ。中のミジンコたちは真っ赤です。この赤いのって、鶏糞水等の色素でなっているように思うのですが・・・。


ミジンコってそそるんでしょうね、食いつきは最高です。いつもあげられればいいのですが、増えたり減ったり波があります。


ミジンコ飼育がうまくいったのは今年の春から。冬の間も続けていけるかチャレンジです。うまくいけば、めだかたちがあまり痩せずに冬を越すことができそうだし。  


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2012年07月05日

ミジンコ飼育水をもう一度作ってみた

6月の中頃、増え方が今一つになってきたミジンコの容器をリセットすることにしました。
堆積物もいっぱいたまってきたので、一度新しい飼育水(鶏糞水を)作り直すとまた、爆発的に殖えるんじゃないかな~と思って。ミジンコは暑さに弱いというので、本格的に暑くなる前に殖やせるだけふやしてめだか達に与えようと思います。


ネットに包んだ乾燥鶏糞を丸一日水につけておくと、水が茶色に染まります。


1週間ほどすると、急に抹茶色に染まってきました。容器により、このようにグリーンウオーターになるのと、ならないのとあります。隣同士に置いた容器でもまったく違う結果になるので、何が影響するのかはわかりません。


油膜のようなものもはってきました。
この油膜・水面の下、白い粒々が一面にいるのがわかりますか。ミジンコの子ども達です。この油膜のようなものをエサにしているように見えます。


一日たってさらに油膜のようなものが厚くなりました。


ミジンコの繁殖する勢いも増してきます。白い粒々のミジンコ達がみるみる大きくなってきてます。
ただこの翌日、緑の膜もすべてなくなり、普通の鶏糞水にもどってしまいました。


こちらは油膜ははらないけど、増えたり減ったりしている飼育水。
雨の翌日にはミジンコ達がよく増えているのがわかります。自然界でも雨上がりに田んぼや用水路でウジャウジャ増えているそうですね。


容器の周りには耐久卵がたまるようになりました。
暑くなってきてミジンコ達も子孫を卵で残さなきゃ、と感じてるんでしょうね。集められるだけ集めて、秋以降にまたしっかり増えてもらおうと思います。冬もミジンコ殖やして、めだか達の冬のエサにできるように。  


Posted by キタキタ at 06:27Comments(18)ミジンコ

2012年05月07日

ミジンコ繁殖に、私のオススメ

ミジンコ飼育が難しくてロクに繁殖させられなかったのが、今年は「鶏糞」を使うようになってめちゃめちゃうまくいくようになりました。今まで私のやり方が下手だったってのと、時期的に今一番いいときだってのもあると思いますが、私でも簡単に殖やせてる~と喜んでいるので参考までに…。


鶏糞は「発酵済鶏糞」ではなく「乾燥鶏糞」です。石田精華園さんで購入しました。


水通しのよい網か何かで一握りほどの乾燥鶏糞を包みます。


画像は45リットルのポリバケツ二つとプラ舟の樽型。鶏糞の包みを一つずつつけておきます。
今回は一月前に作った水に追加投入です。半月~ひと月に一回くらい追加するといいんじゃないかな、と考えてます。(保証なし・・・)
エアーレーションはしません。(波紋が出ているのは雨が降っているせいです)


青いコンテナ3つにも、大小かかわらず鶏糞の包みを一つずつ、ポチャンッと追加。
ミジンコはある日突然全滅するというので、全滅対策に他にも小分けにしてたりするのですが、どれもよく殖えていて今のところ無事です。

小型の緑のプラ舟にもミジンコがたくさんいます。こちらは青水(めだかの飼育水)で育てていますが、順調に殖えています。最近耐久卵をたくさん産むようになってきました。

鶏糞の包みは1日~2日つけておきます。その間、我が家はキャンプへ~(GW中です)。


帰ってきてコンテナをのぞくと、おお~っ!さらに殖えている~。日中、水温が上がっているせいか大変元気がいいです。


すくってみました。ちびめだかも喜んで食べそうな、小さなミジンコも無数にいます。

では、さっそく。緋めだかオレンジ達。


メタルタイプ達。


3色めだか達。


オールドオレンジ達。

この調子で毎年殖やせるようになりたいですね。昨年の耐久卵もプラケースの中で孵化して現在繁殖中です。その環境に適してくるってのもあるのかもしれませんね。  


Posted by キタキタ at 12:23Comments(28)ミジンコ

2012年04月11日

懲りずにミジンコ飼育

たかがミジンコのためになぜ、そこまで手をかけてしまうのか・・・
昨年、ミジンコ飼育で何度か失敗し、もうやめようと思ったのに今年もまたはじめてしまいました。
あのピコピコとした姿が増えていくのと、めだかが大喜びでパクッと食いつくのをみると、どうしてもまた飼いたくなってしまいます・・・。


昨年はミジンコのエサなるものを与えていたのですが、今年は飼育方法でよく見かける鶏糞を試してみることにしました。

鶏糞にも2種類あるのですね。一つはよくホームセンターでも売られている醗酵済鶏糞。そして醗酵させてない乾燥鶏糞(画像)。乾燥鶏糞は羽が混ざってます。

ちょっと調べてみたところでは、醗酵済じゃないとだめ、醗酵したものだと意味がない・・・と両方の意見があります。ちなみに醗酵済がいいのは、鶏糞をエサに増えるバクテリアがミジンコのエサになるからとか、植物プランクトンがわくからとか・・。乾燥鶏糞がいいのは、乾燥鶏糞に含まれるアンモニアがミジンコのエサになるからだとか。どちらがいいのかわからないので試しに両方やってみることにしました。


やり方はどちらも同じ。
水量20~30リットルに一握り位を、不織布か網に包んで一日沈めておきます。


翌日、赤茶色に染まった乾燥鶏糞の水。
初回(ひと月前)、乾燥鶏糞の水を作ったときは、もっと黄色っぽかったです。ひと月前に作った水と今回の水の色がだいぶ違うのはなぜだか疑問。醗酵済鶏糞の方はしっかり赤茶色でした。


ひと月ほど前にセットしたミジンコ容器。
手前、白いコンテナは醗酵済鶏糞。真ん中の青いコンテナが乾燥鶏糞。


黄色っぽかった乾燥鶏糞の水が、気がついたら緑色になっていました。グリーンウオーターかな? 


すくってみると、けっこうたくさんいたのでびっくりしました。ちゃんと増えてます。
乾燥鶏糞のおかげなのか、グリーンウオーターになったせいなのか・・・わかりません。


醗酵済鶏糞の中もちゃ~んとミジンコが元気にしていますが・・・


乾燥鶏糞の方にはいなかったケンミジンコがたくさんいます。普通のミジンコより多くいるように見えます。なんで? ピョンピョン跳ねるような泳ぎで、今一つうまそうな泳ぎじゃないんだよな~。めだかに聞いてみないとわからないけど。


こちらは45リットルのポリバケツに、めだかの飼育水をためてミジンコを飼育しています。。


最近ミジンコの数が少しずつ増えるようになってきました。ぽかぽか陽気にになってきたのと、グリーンウオーターに少しなってきたせいかな。


絶滅対策に空いたプラ舟にミジンコを入れておきました。


黄色い小バケツの中にはエサのつもりで与えたミジンコたちと、住人の1匹の稚めだか。ひと月くらいず~っとこんな感じです。食べてもおいつかないようですね。

ミジンコは朝、かる~くすくってめだかの容器に入れています。いつまでもつか・・・。まあ、ブラインシュリンプが屋外で孵化させられるまでは、なんとか増え続けてほしいですね。  


Posted by キタキタ at 12:49Comments(33)ミジンコ

2011年12月20日

冬のミジンコ、見ぃ~つけた!


本格的に寒くなり、朝、ベランダのプラ舟には氷がはるようになりました。


同じベランダのすみに、おもむろに置いているこの半透明のプラケース・・・


中には、藻類もろとも溜まったミジンコの耐久卵を入れています。


サヤのようなつぶつぶしたのが耐久卵です、が、黒かったのが茶色くなってるは産まれちゃった後かな。このケースは夏からずっとほったらかしで、海苔のようにカラカラになり、雨水でふやけてとろとろになり・・・を繰り返して今日まできました。


氷がはってます。指をつけていると冷た~い。そしてピコピコ動くやつがすぐに見つかりました。


ここ、ここ。わかります? ミジンコです。すごい生命力!


スプーンですくってアップで。ミジ~!ちゃんと卵を持ってます。えらい!
見たところ数えるほどしかいないけど、耐久卵はたくさんあるので、春まで大事に(ほったらかしで)とっておこう。またたくさん増やせるかな。  


Posted by キタキタ at 06:26Comments(4)ミジンコ

2011年06月11日

ちょっと感動、ミジンコ耐久卵の孵化

週末は生憎の雨になりましたね。
あれもこれもしようと思っていたのが、こうザーザー降ると、ん~無理ですね。でもこの雨を大変好んでるようなのがいます。ミジンコたちです。

雨水がたまると、普段より元気よく泳いでしかもよく増えるような・・・。気温もミジンコ達の成長にちょうどいいくらいなので、一生懸命子孫を増やそうとしてるのでしょう。


子孫といえば・・・春にミジンコの耐久卵がたくさん採れたので、タッパーに入れ、乾燥させておきました。藻類も分けてられないのでいっしょくたに。海苔みたいにパリパリになってました。

本当は、秋ぐらいまで放っておくつもりだったのですが、待ち切れずにもう水を入れてみることにしました。2週間ほど前のことです。乾燥させてたのは一月くらい、そんなすぐに孵化するわけないか~と思いつつも今日見ると・・・


溜まった雨水の中でピコピコ、ミジンコ達がたくさん泳いでます!
おお~、これなら耐久卵いっぱい産んでちょうだい。たくさん保管しとくよ。

ミジンコは分身でばかり増やすと全滅するってどこかで見たぞ。耐久卵で増やしたり保管したりできれば、鬼に金棒、めだかにミジンコ・・・(←意味不明だ)


こちらは別の、冷蔵庫に入れておいた真っ赤なミジンコの耐久卵。先日、妻から「これ何~」と、見つかってしまいました。めだか好きではない(一般的な)奥様はこんなものが冷蔵庫に入ってたらダメなようです。(まあ、そうだろうな)

ミジンコの販売者の方から、乾燥させないで冷蔵庫に入れて置いて半年後以降に孵化させるといいと聞きました。でも・・・たくさん保管しとくと言っておきながらもう我慢できないなー。  


Posted by キタキタ at 18:22Comments(16)ミジンコ