2015年07月27日

ミジンコ、耐久卵の子たち!

ミジンコは一般的に環境の良いときはメスのみを産んでクローンで増え、生存危機が迫ったときにだけオスを産んで交配し、過酷な環境でも生き抜く卵(耐久卵)を産むといわれています。卵は黒い小さなサヤ状で、ミジンコがおしりにポチっとつけていたり、水面に浮いていたりします。



今年4月12日、ミジンコの増え具合がいまひとつだったので、目に見える耐久卵と泥の中にまぎれてそうな卵を、泥ごとまとめてアミで濾しました。

ミジンコを飼っていると調子よく増え続けていてもいつの間にかいなくなってしまうことがあります。卵を産んでいることがあるので、捨てずに孵化を試してみるのもおもしろいですよ。簡単ですのでぜひお試しください。


泥の中にはまだ生きてるミジンコがたくさんいましたが、このまま軒下で自然乾燥させました。泥ごと乾燥させましょう。一定期間乾燥させると孵化するようです。あと泥があったほうが孵化後、よく成長すると思います。


そーれから・・・ 6月の末、梅雨時のある日、タッパーを外に出し、雨水にさらしておきました。
自然乾燥させた泥も一緒に入っているので、青水など加える必要なないと思います。


7月11日の様子。雨水にさらしてから数日でミジンコの孵化を確認でき、日に日に大きくなって目立つようになりました。茶色い線のように見えるのがミジンコ達。


丸い45リットルのミジンコ飼育バケツ。ここ最近、どうも増え方がいまひとつで、ほとんどいなくなるほど。エサなのか、環境なのかと頭を悩ませていたのですが・・・


耐久卵で生まれたミジンコたちを加えたら、目に見えて増えていきました。


ミジンコたちを小分けにして飼育している小バケツでもうまく増えなくなっていたのが・・


しっかり増えるようになりました。耐久卵で生まれたミジンコたちのおかげかな。クローン続きだと生命力落ちるのでしょうか。
真夏だというのにミジンコたち、めっちゃ増えてますよ~ (^^)/


めだかの稚魚とミジンコたち。

  


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2015年01月18日

ミジンコバケツのお掃除


うちのベランダです。ミジンコを育成している小バケツをいくつかお掃除しました。
この中の丸い小バケツ、16個がミジンコ育成用です。


中には藻類がモシャモシャとはえているものがいくつか。


オレンジ色のプツプツがミジンコ達。藻類はミジンコにとって悪くはなさそうだけど、だいぶ目立つので掃除したくなってしまいました。


網でミジンコごと藻類を濾して・・


バケツの方は、タワシなど使わず手でこすってとれる程度にきれいにしました。


先ほど濾したミジンコと藻類をバケツにつけて、ワサワサ~とミジンコの一部をそそぎます。


その後、藻類にからまったミジンコはなかなかとれないので、藻類ごとめだかのプラ舟に放り込みます。数度しかない低い水温ですが、めだか達はミジンコに反応してパクパク食べにいきます。

水が冷たくって結局バケツ3つでやめました・・(;^_^A  


Posted by キタキタ at 22:43Comments(4)ミジンコ

2014年09月29日

秋の三色めだか達

早朝はすっかり肌寒くなりました。
朝一番、出勤前にしかエサを与えられないので、寒くなってエサの食いつきガ悪くなるとちょっと心配です。冬に向けて体力をつけさせてやりたいのに。。。



ミジンコで普段のエサやりを少しでも間に合わせようと、ミジンコ育成用のバケツを多めに用意しました。丸い小バケツはすべてミジンコバケツです。とりあえず数用意して増えたバケツからミジンコをすくって与えるようにしてみました。(写っていませんが、ミジンコ飼育用の45Lポリバケツがあと二つあります)


バケツの中のミジンコ。
どのバケツも同じようには増えず、やたらと増えるのとか、気がついたら増えてたとか・・・。


紅白と三色、お気に入りのめだか達です。今シーズンは写真少な目、じっくり撮る時間がなかなかありませんでした。。。


私は黒ぶちの強い三色が好みです。
これで枯葉でも浮かせたら絵になるんだろうなー・・・。最近はお世話もままならないほど余裕なし(T-T)






なんか、三色は秋色って感じがします(^^)


右側のめだかは色がだいぶあせてきています。赤と黒の柄が薄くなってきました。もう寿命です。三色は柄の違いでよく覚えているのでお別れのときはけっこう残念です。


次の世代の子ども達。今はさほどよい柄ではありませんが、時間がたつにつれて化けるように変わることがあります。来春には卵をたくさん産んでくれることでしょう。  


Posted by キタキタ at 06:28Comments(4)ミジンコ

2014年09月07日

ミジンコ定点観測 その3


9月6日、セットから14日。

右上:ドライイースト (きな粉に遅れをとりましたが、増え始めました)
右下:きな粉 (増えてます)
左上:めだかの飼育水のみ(すっかり透明に。よーく見ると数匹います)
左下:ドライイーストときな粉のミックス(よーく見るとミジンコが確認できる程度。増えそうな気配はありません。。。)


増え始めたドライイーストのバケツ。数はまだ少ないですが、きな粉バケツのミジンコより大きいです。なんで?


ここで一度、きな粉とドライイーストを追加します。


きな粉のバケツ。数いると透明になるのが早いです。


9月7日、セットから15日。


青水のバケツ。すっかり澄んだ水に。目だって堆積物(ごみ)もないのに対し・・・


ミジンコがしっかり増えたきな粉のバケツの底には、モヤモヤした堆積物が。ミジンコが繁殖することと、何か関係がありそうな・・・。

ミジンコ飼育にはドライイーストときな粉、どちらもおすすめしたいです。
今回きな粉がよく増えたので驚きました。さらに長期的に使用してようすをみたいです。使いやすく期待も大です。難は水がすぐに腐るのか、臭くなること。しかし鶏糞水のようなきつい臭さではなく、顔を近づけると“臭-っ!”てくらい。

観測はこれで終了しようかな。ミジンコはめだか達にあげよう。  


Posted by キタキタ at 15:22Comments(12)ミジンコ

2014年09月04日

ミジンコ定点観測 その2

8月24日に開始したミジンコ観測。
10日たっておもしろい結果がでましたのでご報告させていただきます(^^)


↑ 8月27日 セットから3日目。ミジンコの数に変化なし。

右上:ドライイースト (青水化が目立った)
右下:きな粉 (臭くなった 何やら白いモヤモヤしたものがでてきた)
左上:めだかの飼育水のみ(変化なし)
左下:ドライイーストときな粉のミックス(臭くなった)



きな粉は湯葉を細かくしたような、モヤモヤしたものがでてきた。臭い。。。


↑ 8月31日 セットから7日目。
ミジンコはどのバケツにもいるようだが水面に浮いてこないので数がわかりづらい。かろうじて全滅はしていないって感じ。

右上:ドライイースト (青水がかなり濃くなった ミジンコ見つけにくい)
右下:きな粉 (臭くなった ミジンコが少しずつ増えているよう)
左上:めだかの飼育水のみ(ミジンコは少量確認できる)
左下:ドライイーストときな粉のミックス(青水がかなり濃くなった ミジンコ見つけにくい)



↑ 9月3日 セットから10日目。
一気に透明になった右下の「きな粉」のバケツ。


ここ2,3日で一気に増えてます!爆殖で植物プランクトンも食べつくしたって感じでしょうか。
お、恐れ入りました。きな粉。。。この後も定期的にきな粉を与えて様子を見てみます。

ちなみにめだかの飼育水は変化なし。
ドライイーストは今まで一番実績があったのですが、今のところ数はまだ少ない。
ドライイースト+きな粉は欲張ってたくさん入れたせいで水が悪くなりすぎたか・・ミジンコ確認できず。
ミジンコはある日ワーッと増えたりするので、もうしばらく様子を見ます。
  


Posted by キタキタ at 07:13Comments(6)ミジンコ

2014年08月27日

ミジンコ定点観測 その1(セット編)

先日、コメントをくださったコーイチさんが、ミジンコはどの飼育水で繁殖しやすいか、なんておもしろいことをやっておられました。→自由研究ミジンコ増殖実験(ブログ:コーイチの庭日記)

私もよく使用するドライイーストをはじめ、何も入れない汲み置き水、金魚の水(青水)、粉末青汁、メダカ用粉末餌、きな粉、はたまた砂糖水まで(^^) しかも結果が面白いことに・・・ぜひリンク先のブログページをご覧ください!いやー、実験って大事なんですねー。

これは私もぜひためしてみたいと思い、一番興味がある「きな粉」を試してみることにしました。
きな粉はミジンコのエサとなる“インフゾリア”のエサになるそうです。


100均で3Lくらいのバケツを4つ買ってきました。
各バケツにめだかの飼育水を半分程度入れ、汲み置きの水で倍に薄めました。倍に薄めたのはただ濃いより薄い方がなんとなくいい気がしたから、です。


中に入れるのはドライイースト、きな粉、ドライイーストときな粉のミックス、残りひとつは青水のままです。これでドライイーストVSきな粉の効果が見れます!ミックスがすごく増えたらおもしろい!期待がふくらみます。


水で溶いて各バケツに流し込みます。このバケツの容量に対してドライイーストやきな粉を混ぜる量は大目だったかも。。。


ミジンコは各バケツにこれくらいずつ。環境が整っていればこれで十分増えますよ。


さてさて、どうなるか。またご報告いたします。
(これをセットしたのは8月24日・日曜日です)  


Posted by キタキタ at 22:22Comments(10)ミジンコ

2014年08月09日

ミジンコにはドライイーストと、めだかの飼育水もね!

勝手な思い込みかもしれませんが、ミジンコに与えるエサにドライイーストや鶏糞水、青水がいいということは、バクテリア・菌やブランクトンをエサにいしてるのだろうと思っています。ミジンコ容器にバイコムのバクテリアを入れておいたときもけっこう増えたので、きっとバクテリアを食べていたのかと。

先日の記事で、ミジンコ飼育にドライイーストをおすすめしました。あとめだか水槽の水換え時にでも、捨てる飼育水をミジンコ水槽に入れてやると、けっこういい感じで増えますよ(^^) この場合は植物プランクトンがいいのかな。



ミジンコはこの45Lのポリバケツ二つで飼育しています。


赤い粒々がミジンコたちです。うちにいるミジンコは、ダフニア系だと思います。大変丈夫です。


めだか容器の水換え時、飼育水をすくって・・・


ミジンコのポリバケツへザーッと流し込みます。


めだかの卵がまぎれていたりして、しっかり成長してたりします。


大きくなってみると楊貴妃や三色とわかりますが、どの親から生まれたかわからないので小バケツに。


ミジンコたちは時間帯によって沈んでいたり、水面に集まってきたりしてます。水面で台風の渦のようにグルグルと渦を巻いているときはけっこう圧巻です。


うちのミジンコたちはとにかく丈夫!今年は暑い猛暑の中でもよく増えます。
以前は汲み置きの水を最低でも1週間以上、などと言っていましたが、カルキ抜きをした水にすぐに入れても生き残ってたりします・・。足し水程度なら水道水でも大丈夫です。ん~、うちの環境にすごぶる慣れてしまったのかな。  


Posted by キタキタ at 21:14Comments(2)ミジンコ

2014年08月01日

稚魚バケツのミジンコに、ドライイーストを

過去に鶏糞水でミジンコを繁殖させるやり方をご紹介させていただいたことがあります。
先日、久々に鶏糞水を作ってみたのですが、これが臭い!な、なんでこんなのをいくつもバケツに溜めてミジンコ飼育をしていたんだ・・と思ってしまいました。いやー、最近はドライイーストのみなので鶏糞水の臭さを忘れていました(;^_^A
鶏糞水は爆発的に増えるのが魅力なんですけどね。


ミジンコのエサにいろんなものを試しましたが、今のところ一番いいと思うのはドライイースト。市販のもので500g(800円くらい)のものを買ったらかなり長持ちします。スーパーで売っている小さいもので試しにはじめてみるといいでしょう。
うちでは稚魚のいるバケツにミジンコを入れていますが、ドライイーストをあたえるとミジンコたちの生存率がよく、めだかが針子ばかりの容器では食べられずにけっこう増えていきます。


では、うちでの普段の与え方。。。カンタンですのでやってみてくださ~い。
ドライイーストは水に溶かしてから与えます。小さいカップに3g程度入れます。(ムムッ、写真を撮る直前まで3gだったのに・・) これを水で溶かすと約100Lくらいの水量分と思っています。いつも適当なので、量ってみたらこれくらいでした。


与えるタイミングは数日から1週間に1回。
水で溶いたドライイーストを、稚魚とミジンコがいる容器にチョロチョロと流し込みます。


うっすらと白く濁らせる程度です。


ミジンコが増えてきたバケツ。
ミジンコの数が少なかったり、慣れないうちは1週間に1回くらい、ごく少量ではじめてみるといいでしょう。数日から1週間くらいで、ふわ~っと増えてきます。


稚魚が少なくミジンコばかり増えるとこんな感じです。。。泳ぐのに邪魔かな。。。。


カップでミジンコをすくって、おにいさん、おねえさんたちにおすそわけです(^^)  


Posted by キタキタ at 21:24Comments(4)ミジンコ

2013年06月09日

タマミジンコとドライイースト

ある優雅な金魚のサイトに掲載されていた、青水とドライイーストでタマミジンコを飼育する方法。これを試してみたらすごい!こんなに簡単に殖えるものなの?とびっくり。うちにはダフニアとタマミジンコ(モイナ)がいますが、タマミジンコの方がよく殖えています。

参考にさせていただいたサイト。ぜひご覧ください→ 土佐錦魚を創るタマミジンコの殖やし方


市販されているドライイーストを水で溶きます。ミジンコがよくわいている状態で、飼育水20リットルに対して1gだそうです。


よーく溶かします。


45リットルポリバケツ2つにタマミジンコがたくさんわいています。バケツの中は鶏糞水です。(参照サイトでは青水を使用)


水で溶いたドライイーストを流し込んで、よーくかきまぜます。


思わずにんまりしてしまいます。砂粒のように見えるのがミジンコです。


タマミジンコだけのはずが、ポリバケツの側面にダフニアがたくさん・・。手前にいるのがタマミジンコ達。


ざ~っとすくうとすごい量!バケツひとつ分で簡単にこの量です。
赤くなった酸欠タマミジンコ達。「低酸素状態で増殖が進み密度が上がってくると、血液中のヘモグロビンを増して酸素を効率的に利用できるように自らを変化させ、外見的にも赤く色付いてくる」、らしいです。

6月14日追記:
ドライイーストは毎朝、毎晩与えましょう。タマミジンコたちは空腹には耐えられないそうです。
ぜひ爆殖をめざしてください。そして朝方、水面を台風の渦のようにうずまくタマミジンコ達は圧巻ですよd(^^*)
  


Posted by キタキタ at 22:22Comments(8)ミジンコ

2013年04月30日

タマミジンコに夢中

ミジンコ飼育には最適な季節になりましたね!
ダフニア(ミジンコ)の繁殖は順調ですが、ちょっと飽きてきました。めだかの稚魚には小さくてやわらかそうなモイナ(タマミジンコ)の方が食べやすそうだし欲しいなーと思い、3月末にタマミジンコを購入しました。(めだかがタマミジンコの方が好きかどうかは不明。めだかに聞いてみたい・・)

購入した量は少量でしたが、うまく殖やせましたよ。飼育方法は今までとと同じ、乾燥鶏糞か醗酵済鶏糞を使用しています。(参考までに過去の記事→春のミジンコ定点観測
ミジンコ飼育をされている方々にはそれぞれ成功している飼育方法がありますので、真似してみるのがいいでしょう。


ミジンコ容器はすべてベランダの飼育場です。下の緑のプラ舟にタマミジンコが入っています。プラ舟は40サイズ。


こちらもすべてタマミジンコが入っています。急に数が減ることもありますので、なるべく容器は多い方がいいと思います。ちなみに数が減ったときは、鶏糞水を作りなおすと手っ取り早いです。


手ですくおうとするとすごい勢いで逃げます。


いつも調子のいい容器から網でざっとすくってめだかに与えます。すくうついでに、底の方からかき混ぜると、ミジンコ達が喜んで後々殖えるように見えます。


コップに入れてみました。ダフニアよりずっと小さいです。


アップで。親は背中に数多くの仔虫を抱えて体型がより丸く大きくなります。風船みたいに丸くなってるのがそれ。


さらにアップで。子どもが確認できますよ。


めだかに与えま~す。平日は一日一回しかエサやりができないので、食べ残しても生きているミジンコがいると安心です。


こちらはすべてダフニアの容器。タマミジンコにばかり気がいってほったらかしですが・・


順調で~す。  


Posted by キタキタ at 22:05Comments(11)ミジンコ